「観音顕聖法」は慧丹功の練功法における一つ目の「誠」という字の心功であり、動功に属します。
誠――は慧丹功の五徳の初めです。慧丹功では「誠」が宇宙天地における最初の天性の道徳的本質であると考えています。これら宇宙天地の道徳的本質である無限で全能な智慧とエネルギーが、広大な宇宙の果てまで巡っているからこそ、全てのものがこれほど法則に富んでいられるのです。ですから、それぞれの天体空間層が自らの軌道に沿って自然に運行し、地球では春夏秋冬にかけて花が咲いては散り、山には山の道ができ 、 水は水の道を流れ 、 大自然はこれほど美しく 、 生命が絶えることなく存続できるのです……
「如意霊動法」は慧丹功の特別動功であり、練習法の二つ目である「信」という字の心功です。
信――は慧丹功法における五徳の二つ目です 。信念、自信、信仰、信心、信誉、信義など全ての 「信」と関わる美しい品性は、次のことを人々に語りかけています。それは、「信」もまた人が立身処世していくための基本であり、高尚な精神の道徳的品性であるということです。その本質も宇宙天地が本来持っている特性です。「信」の字は「人」・「言」という二字が合わさって成り立っています。それは人々の言行は必ず一致すべきものであり 、 人は言ったことを必ず守らなければならないということを表しています。「信」はまた「誠」の延長にあり、宇宙天地が人類の生存と発展のために与えた最も重要で根本的な天性道徳の一つでもあるのです……
「真人立禅法」は慧丹功における第三番目の「敬」という字の心功であり、静功の練功法に属します。
慧丹功は「敬」が天と人の関係や人間関係、世界の様々なイデオロギー間の関係を調和させて秩序的な発展を保つことのできるものであり 、 円融なる安定した社会秩序を築く精神的基礎であると考えています 。 知福・感恩・互恵はみな「敬」が体現されたものです 。「敬」は礼儀礼節や友情を尽くすことであり、同時に公正な哲理もそなえています。恩恵を与え施す者に対して然るべき感謝をし、誠意ある敬意を表さなければなりません……
「老子周天法」は慧丹功の第四番目の「愛」という字の心功であり、動功の練功法に属します。
愛――は「慧丹功」の五徳の一つに数えられています。誠意ある「愛」は温かい陽光や潤った雨露などの恵みのように宇宙天地がそなえ持っている品性、本質的特性の一つです。これもまた誠、信、敬の延長上にあります……
「円満坐禅法」は慧丹功の第五番目 「和」 という字の心功です。静功練功法に属する慧丹功最後の修練法であり、世間のあらゆる修練法の中でも最高の教えであるといえます。
道家は「無」の境地を 、仏教は「空」の境地を追求します。それは「空・無」だけが一切の森羅万象を和合させ、包み込むことができるからです 。これこそ空無の中の「真有と妙有」であり、所謂「空は則ち空にあら非ず、無は則ち無にあら非ず」という究極なる原始の真相です 。宇宙蒼穹は始終全てを自らの懐に包み込んで和合し、万物・万有を生み出してきました 。人間世界における万象、万事、万物、万法などのあらゆる現象は 、全て宇宙のこの無限で計り知れない 、全能なる 「和」 の因縁の中から生まれたのです。つまり世界の全ては「和」の因縁があるからこそ生まれ出てきたということです……
気楽術は「慧丹功」法から編み出した、特殊な練習方法で、気機(気の流れ)を 、楽しく学ぶことができます。潜在エネルギーと生命 の本質である元気(生命力)の開発を基礎としており、健全な身体作りの目的を、見事に達成することが出来るのです。……
慧丹功学会理念と役割:
知恵と健康を広め、人々の健康回復のために、皆様方にサービスを提供する組織!