(美容師 女性23歳)
(断食体験談)
私がある雑誌で郭先生のことを知ったのは、平成10年のことでした。辟谷法という断食療法の特集で、とても面白そうで、効果も絶大なんだ、という印象でした。
短大に入学した頃は体重も47kgで、普通の体形だったのが、卒業する時には60kgを超えていて、写真にも写りたくない、できれば人前には出たくないという状況でした。
就職活動も消極的、なんとか仕事は出来たものの、1年でやめてしまいました。幸い、その当時は働かなくとも養ってくれる彼がいたので、私も甘えてしまって一年間くらいは主婦のような生活を送っていました。
そうこうしているうちに、ふと「私ってまだ23才で若いのに太っているし、働いてなくて、ヒマいっぱいの人生でいいのかな?」と思うようになり、更に「な~んか男に食わせてもらっている人生で、みじめだな」と疑問を感じるようになりました。
太っているのは、普通の体形を知っている人にとっては想像以上につらいものです。まず、体が重いので1つ1つの作業が息苦しい。くつの底が早く減る。着たい服が入らない!!ふけて見える、などなど。挙げればキリのない、マイナス点が多いですね。
根気もなかったので、ダイエットしても続かない。今、健康に関する仕事をしているので、思い返せば当たり前のやり方だったな、とわかるのですが、当時は体に関してはあまりわかってなかったんですね。ダイエットしてもやせない体なんだ、とあきらめの気持ちが90%以上占めていたけど、残りの10%は「でもいつか何とかして、キレイにならなければならない義務が私にはある」という希望も持っていたので、断食法に出会えた気がします。
最初は本で読んだ時「きっと私にはきかないんだろうな」と思ったのが正直なところ。でも、2回、3回とよ~く読むうちに、「日本でも古来からある方法」「リバウンドもなし」「健康になれる」この3つのポイントがおさえられていて、「もしかしたら」という期待感に変わっていったのを覚えています。
郭先生という人物にしても、ある中国の道教の宗派を受け継いでいるということ、そして、すごく努力しないとなれない(元)カンフー映画スターだったことが書かれていて、「この先生なら信頼できるな」と、私の断食に対する心も固まったので、早速、雑誌の編集部に問い合わせて、コンタクトをとることに成功したのです。
実は私、小さい頃から中国や香港の文化に興味があり、中学生の頃の夢といえば、「香港ムービースター」になる事だったくらい、憧れていました。小学校でも、歴史の時間に「1997年に香港は中国に返還される」と習って、「やっぱりこれからは世界が中国の方に流れるんだろうな」と、一人で納得していました。(何てクソ生意気な小学生5年生!!)
断食を始めたのは、平成10年の2月8日から17日の10日間。よっぽど食べ過ぎ、今までの食の添加物の取り過ぎに気付かせてくれました。そして、やっぱり食べるのが大好きな私に食の大切さを教えてくれたのが、自分の体だったなんて…
スタート時60kgだった体重が、終わって見ると53kg!!それからは毎朝元に戻ってないか、鏡で確認する日々。体脂肪も30%から20%になったので、計算してみると、本当にいらないものだけ、落とされたことがわかります、単純ですが。そして、よく見ると、胸は大きいまま、他のダイエットでは落ちにくい背中がやせて、太ももはきれいでしわもなく、細くなっているので「やっぱり本物だな」と感慨にふけっていました。
そして、何よりすばらしいのはやる気や元気が取り戻せたこと、若返った気分でした。今なら東洋医学を学んでわかるのですが、体形や体質がその人の中身を決めるという法則があるので、それもそのはず。
外に出て働こう、という積極性が生まれ、自分の身をもって証明した東洋思想に基づく健康に関連する仕事をしたくなり、漢方を扱う薬局に就職することが出来たのです。もともと中国が好きで、東洋思想好き、小学生の時は「将来、尼さんになるべきか指圧マッサージ師になるべきか」悩むような変わり者だったわけですが、「本来の自分がしたかった仕事をすればいいんだ」、「短大出てもこういう道もあるんだな」と生きる道を示されたような断食体験です。
断食すると余計なものがはがれていく、身体も心も爽快!
それをもう一度体験したく、半年後の平成10年8月にも2度目の断食にトライして、47kgのベスト体重に戻すことにも成功しました。何か面白くなり、「自分で独立して何かを広めていこう」という自信まで出て来て、郭良先生との出会いがキーポイントとなっています。
今年の5月には英国政府認定ホメオパス(ホメオパシー治療家)の森と結婚し、28才になる1か月前の9月にはエステサロン(自宅ですが)を開店させました。
不思議なことに、夢がほとんどかなっています。小学生の頃の夢、指圧マッサージ師はエステシャンという形になり、中学生の時の映画スターは自分でないけども郭先生という知り合いが出来、高校の時の夢である「女社長になるか、社長夫人」というのは同時に実現したのです。
思い続ければ夢がかなうという潜在意識の法則は中学生の頃に知ったので(変わり者)頭でわかっていたのですが、早く実現出来たのはきっと郭先生という大きく幸せなパワーを持った方の気をもらったおかげではないでしょうか。
先生の出版された本にも詳しくメカニズムが書かれていますが、先生の気を頂くと体の邪気が正気によってプラスの方向に変わるそうです。脳波の状態を最近測定してもらったところ、「α波が優勢で、数字も高い」と言われ、「天才型」という思いがけない結果になったわけですが、断食で脳波の切り替えが出来るのでは?誰か解明して下さいな。通常はβ波が高く、脳にストレスのかかった人が多いそうです。長くなってしまいましたがわたしの言いたいことは、断食すると余分なものを追い出すことにより、身も心もスッキリし、自分の進むべき道、出会いたい人物もハッキリしてきて、幸せになる近道でもあるんだよ、ということです。そして、指導者も健康な人を選ぶと納得いきますね。相性もあるのでしょうが、私は郭先生は素晴らしいと思います。これを読んでいる方は信じるか信じないかはおまかせしますが、前世でも何かつながりがあったのではないかなと思っています。